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2012年8月 ホーチミン夫婦旅 その3 [旅行 ホーチミン]

ホーチミン3日目。今日一日滞在して、夜中の便で、帰ります。

朝はオムレツを作ってもらいました。

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相変わらずバイクに慣れませんが、お土産を買おうとまたおそるおそるドンコイ通りへ。ドアガールのアオザイ素敵ですね。ベトナムの女性はみなスタイルがよくて、デブはいません。。

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こわい、こわい、と言いながら、もうそのあまりのインパクトにバイク戦隊の写真ばかり撮っている私。

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ガイドブックにのっているお店を見つけて、やっと友達やスタッフ用のおみやげを買う。やれやれ。

建物の中のカフェにも入ってみたかったので、ガイドブックおすすめのカフェへ。

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「シントー」というフルーツのシェイク。美味しかった。主人はマンゴー、私はバナナとココナッツ。

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レストランもいっぱいあるのだけれど、メニューの写真がすごくヘタでまずそうに見える。一眼で撮っているのかしら。(などと、えらそうに。。。レストランフォト会では食べること優先だった私なのに。ちなみにこの旅行では一眼レフは置いてきました。なぜなら、主人に「おまえが写真撮るまでは犬のようにおあずけなのか!」と軽井沢のレストランで怒られて、その後ひどく険悪になり、主人との旅はかんたんデジカメ持参に決めたからです。デジカメ撮影ならば、なんとかうちのワンちゃんは待てるんだって。)

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さて、ベトナム料理は今ひとつ、ということで、もうこれは評判の高いベトナムのフレンチにかけるしかないか、とホテルでわざわざ予約をとってもらって臨んだ最終日のランチ。

タクシーが回り道しているのか、っていうくらい、すごい時間がかかってやっと到着した中心地からはややはずれた「ル・ボルドー」というお店。ガイドブックの言いなりですが、格安でフルコースのランチを楽しめるはず。日本円にして、2000円くらい?とのこと。

たしかに場所は遠かったけれど、内部はパリ仕様?

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うまいものが食えそう、と期待高まる主人。まずは白ワイン。

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でも、メニューを見たら、ランチコースなんかなくて、聞いたら、ガイドブックに記載されているよりちょっと高いコースはあるけれど、それはメインは魚、それよりひと皿多くて、メインがビーフステーキのコースがあって、おすすめだそう。でも値段は75ドルだそうで、それって、日本並みじゃないですか?

でも、けっこうしつこくて、ふたりのうちひとりはステーキにしろとまで言うので、それでは、そういうことに。

前菜はホタテ。大きな白いお皿に蒸したホタテがこれひとつだけ。味はほぼなし。。。

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パンはけしの実つき。バターも出た。右の入れ物には塩。自分で味付けしろってことなのかな。スープも味があまりなかった。

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あとはフツーのお味でした。ステーキもごくフツー。日本のフレンチの付け合せって、この頃すごく凝っているので、なんだか物足りない。デザートもごくごく標準。(なんだかえらそうで、いやな感じの書き方よね。でも、期待が大きかったんだもの。食材がひどく新鮮とか、ね。でもホタテも完全に蒸してあるし、小さくカットしたマグロのマヨネーズあえの前菜も飽きるお味でした。)

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う~む、あんまりうまくはなかった、という顔付きの主人。すぐにわかる。上海のレストランではフカヒレスープに超ご機嫌だったよね。

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まあ、でもそこは大人なので、旅の印象を悪くしたくないので、レストランではまあまあ穏やかに談笑。帰りのタクシーの中で、どちらからともなく「あんまり美味しくなかったね。。で、値段は東京並みだった。物価4分の1のベトナムではぼったくりレベルかな」ということで意見が一致。ステーキって、高級品なのかも。

ホテルに戻って、少しお昼寝。荷物をまとめて、私はネットで予約したエステ店へ。ホテルから近かったので、おそるおそるバイクをよけながら、ひとりで歩いて行きました。

日本人女性が経営する「ロサブランカ」。ベトナム人のスタッフも日本語OK。2時間コースでしたが、これは大満足。フェイシャルもボディもすごくお上手、うっとりの時間でした。バイクにおびえて歩いた暑いホーチミンでの疲れが取れました。

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やさしいパパはもちろん帰りは危ないからとお迎えにきてくれました。彼は私がいない間、ホテルのプールのそばにあるマッサージサロンをフロントで予約して行ったのですが、きれいなおねえさんの勧誘がしつこいあやしいマッサージだったようで(一流ホテルなのに、信じられない!)、「ノーサンキュー」で撃退したそうですが、悪い気はしなかったようで、なにやらうれしそうでした。

夕食はホテルで取ろうかな、と思っていたのですが、あまりお腹がすかないので、歩いて近くの現地の人用のモールをのぞいたりしながら、適当に日本の居酒屋風のお店に。ここはホーチミン在住の日本人ビジネスマン御用達らしく、続々と会社帰りの日本人男性が入ってきます。二階で送別会なんかもやっているらしい。現地の若い女の子たちがショートパンツでオーダーを取りに来てくれます。足がきれいだなあ。見習いのベトナムの若い男性も日本人の親方に習いながら、一生懸命お寿司を握っています。

海外の居酒屋に行くと、必ず主人は豚キムチを頼み、私はカリフォルニアロールを頼むような気がする。

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行きの飛行機で、駐在の奥様らしき人がご主人に「日本楽しかったなあ、、、またベトナムか~、でもがんばる」と言っていて、え、ベトナムって、暮らしづらいの?と不思議に思ったのですが、たしかに私も今回の旅でベトナムに暮らすのはしんどいかもと思った。ソウルだって、香港だて、シンガポールだって、駐在したいものですが、ベトナムはまだまだバイク王国で、交通も発達していないし、日本並みの生活はまだまだ難しいのでしょう。

ホーチミンの街を歩いると、娘の勤め先の会社の看板を結構見かけた。そういえば、ベトナムに進出していると娘に聞いたことがあって、ベトナムにあこがれていた私は娘を社内結婚させて、ベトナム駐在夫人にさせたい、と夢見たこともあったんだけど、今はもうそれはないかなあ。大変そうだもの。

でも、これから経済が発展して、地下鉄なんかができたら、あのバイク戦隊は消えていくのだろうか。バイクを飛ばしているのは、老若男女で、みなヘルメットをかぶり、大きな色とりどりのマスクでファッションナブルに決めて、とても気持ちよさそうだ。親子三人で乗っている様子は幸せそう。行きたいところにすぐとんでいける、という快感そしてかっ飛ばすスリルを知ってしまった彼らはおとなしく地下鉄に乗るかしらね。

最後に「Coffee beans and Tea lieves」(だったかな?)で、アイスモカ。美味しい。ここのホイップクリームはホテルのケーキのなんちゃんて生クリームと違って、生クリームフェチの私も認める品質でした。このお店、ソウルにもハワイにもあるけれど、本来どこのお店なんでしょう。日本にもあるのかな。

ベトナムの若い男女が楽しそうに団体でおしゃべりしていて、彼らは「戦争を知らない子供たち」なのだと実感しました。

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でも、私だって、ベトナム戦争のことは詳しいわけではない。「戦争博物館」なんかは避けてしまいました。

主人に「ベ平連ってあったよね、オダミノル?」って聞いたら、「バカ、実でマコトって読むんだ」と言われました。7つ年上の主人はノンポリの学生でした。

私が子供の頃にはもうベトナム戦争の話題が少女漫画雑誌にだって載っていた。大人になって戦争が終わった頃には「ディア・ハンター」を見た。私が好きだったクリストファー・ウォーケンが映画の中でロシアンルーレットをやっていた場所がサイゴン、つまりホーチミンだったということを東京に帰ってから知りました。「サイゴンから来た娘と妻」も読んだ。ドクちゃんの義足は私のかかりつけだったカイロの先生の知り合いが作ったそうだ。

何にも知らないことを恥じながら、でも2012年の今、こうして、とりあえずは平和なベトナムを旅行させてもらって、楽しそうな若者の姿を見て、いい時代になった、よかった、としみじみ思った旅の終わりでした。

 
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